コンタクトレンズ、選び方と眼科医への相談。
コンタクトレンズを選ぶにあたっては、価格が高い製品の方が安い製品よりは、一般的に多少は目に良い傾向はありますが、その差はそう大きなものではありません。
それよりも、毎日のコンタクトレンズの手入れ・管理をよく行い、装用時間を守ることの方が、はるかに重要となります。
コンタクトレンズは、新しければ新しいほど、明るくシャープに見え、一般に装用感も快適です。
そういう意味では、使い捨てタイプが一番良いのですが、使い捨てタイプは一般に、コストが高くつきます。
また、たとえコスト高となるにせよ、アレルギー体質が強いとか、ドライアイが強いとか、花粉症であるといった場合や老眼用のレンズが必要となる場合などにおいては、コンタクトレンズがより汚れやすくなりますから、そのような場合は、使い捨てタイプがベターな選択ということになります。
使う人の屈折の状態、ライフスタイル、年齢によって、コンタクトレンズの最適なタイプが異なってくるという側面もあります。
まったく初めての人は、専門眼科医に相談し、まかせてみるのがよいでしょう。
眼科では、適正な視力を測定してもらえるのはもちろん、目の表面のカーブまで調べ、その人の眼にフィットしたレンズを選んでくれるはずです。
個人差もあることですので、実際に選択したコンタクトレンズを一か月ぐらい試用してみてから、その後で眼科医と相談して最終的に判断してみるのもよいでしょう。
また、眼科医に限った話ではありませんが、よく相談にのってくれて、病気や薬のことをわかりやすく説明してくれるのが、専門医のよいところです。
いずれにしても眼の健康については経過観察が大切ですので、新たに眼科に相談をするときは、今までの眼の状況やこれまで使用していたコンタクトレンズの状況、眼の病気や眼科以外の病気にかかった有無なども詳しく説明できるようにしておくと同時に、不明点があればどんどん医師に質問するようにしましょう。
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